大阪染工株式会社は短繊維織編物の無地染およびプリントを総合的に行う染色加工の会社です。

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会社情報

COMPANY

事業内容

当社は、綿・綿合繊混織物およびニットの晒、染色、プリントから差別化附帯加工を総合的に行う染色加工会社です。

織物無地染については、世界に先駆けて広幅短時間連続精練漂白装置(SSB)を導入し高効率な前処理対応を実現しています。染色においては高堅牢性を有するスレン染色を安定的に供給できる技術を有しています。また活性化エネルギーを活用した附帯加工装置としてプラズマ加工装置を導入し、高機能で耐久性に優れた仕上げ加工を行うなど他社との差別化を図っています。用途としてはユニフォームを中心にスポーツ衣料、資材など幅広く対応しています。

ニット無地染については、丸編物を中心に徹底した合理化の下で低コストで安定した製品作り体制を確立しているメリヤス、および液流染色機を特殊改造し、また厳格な管理手法を併用することで、工業的に再現性の難しいスレン染色を安定生産することができるジャージ部門があります。用途としては学校体育衣料、インナー、スポーツ衣料、ユニフォーム、生活 資材と幅広く対応しています。

プリントについては、細線まで表現可能なスクリーン技術と発色再現性の難しいスレン染料を安定生産出来うる技能スキルを用いて、高度なスペック基準に適合することが要求される官公庁用途、レディース衣料・資材、インナー等幅広く対応しています。特に短繊維分野では取り扱い加工場が少ないニット素材の一貫プリントも対応しています。

生産体制においては、繊維業界では珍しくトヨタ生産方式を積極的に取り入れ、当社独自の生産システムとして整流化、無駄の排除を常に求め高効率な生産革新活動を行い、リードタイムの短縮に挑戦しています。

会社概要

会社名
大阪染工株式会社
創業
1977年(昭和52年)10月1日
資本金
90百万円
敷地
45,920m²
従業員数
約116名(男性73名 女性43名)
代表取締役社長
細川 勇夫
取引先
ユニチカトレーディング(株) 
生産能力
織物無地染 1,500千m/月
ニット無地染(ジャージ)500千m/月、(メリヤス)50t/月、
プリント加工 300千m/月

アクセス

〒618-0001
大阪府三島郡島本町山崎二丁目1番1号
Tel:075-961-1221(代表) 
Fax:075-962-0921

沿 革

伝統と革新のDNA

近代日本の主要産業として国内外に多大な影響を与えてきた繊維産業。1872年(明治5年)の富岡製糸場の操業を皮切りに、日本人の暮らしにたくさんの幸せをもたらしてきました。なかでも重要な地位を占めたのが、大正期から昭和初期にかけて大きく発展した染色工業です。慶応年間に大阪の地で産声を上げた市居染工場と1889年(明治22年)創立の有限責任尼崎紡績会社をルーツに持ち、現在にいたるまで日本の繊維産業の一翼を担い続ける大阪染工株式会社の歩みを紹介いたします。